【名探偵コナンの科学】ボール発射ベルトと、あの靴がそろった瞬間

ボール発射ベルトと、あの靴がそろった瞬間 アニメ・マンガの科学検証
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子どもの頃は、ただ「すごい道具」やと思って見ていた。ボール発射ベルトも、あの靴も、理屈より先にワクワクが来る。
コナンが構えて、自然と「いけー!」って気持ちが入って、決まった瞬間には思わずガッツポーズしたくなる。見ていてスッとするし、とにかく気持ちがいい。

この道具を見ていて感じるのは、怖さや不安じゃない。
「なんであれが、あんなに迷いなく成立してるんやろ?」
という、不思議さだと思う。

今回は、その爽快さの裏側にある引っかかりを、「ボール発射ベルト」と「あの靴」がそろった瞬間に絞って、少しだけ立ち止まって考えてみる。

※この記事は、名探偵コナンの設定をもとにした考察を楽しむ読み物です。

「発射」してないのに、なぜか印象に残る理由

ボール発射ベルトって名前、正直ちょっと損してると思う。「発射」って聞くと、どうしても勢いよく飛ばすとか、狙って撃つとか、派手な動きを想像してしまう。

でも、よく見ると違う。コナンが使っているあのベルト、別にボールを撃ってはいない。勢いもつけていないし、方向も制御していない。

①「発射してないのに、なぜか印象に残る理由」

やっていることは、ボールを外に出しているだけだ。言い方を変えるなら、「取り出している」に近い
ここだけ切り取ると、そこまで大げさな道具には見えないはずなのに、なぜか印象に残る。その理由はたぶん、出てきた瞬間の完成度にある。

そして「いや、なんでそんなとこからサッカーボール出てくんの?」
っていう素直な驚きが、同時に来るからだと思う。

あのボール、外に出た時点で、もう「今すぐ蹴れますけど?」みたいな顔をしている。準備運動もいらないし、整える時間もない。空気圧チェック? もちろんなし。

出たら即、次の動作。

この“間のなさ”
が、あのシーンを一気に気持ちよくしている。

あのベルトの中に、完成したボールは入らない

映像を見ると、ボールは出てきた瞬間から、もう立派なサッカーボールの形をしている。「はい、いつでも蹴ってください」みたいな、あの堂々とした感じ。

でも、ここで一回、頭を冷やしたい。コナンが腰に巻いている、あのベルト。あの薄さで、走るわ跳ぶわ転ぶわ、事件現場を縦横無尽に動き回っている。

そこに、膨らんだサッカーボールが丸ごと入っている。

……いや、無理がある

ランドセルでも厳しいのに、腰ベルトはさすがに話が違う。
ということは、ベルトの中に入っているのは「完成したボール」ではない。たぶん中身は、折りたたまれた外皮。空気はほとんど入っていない、もしくは「気配だけ」入っている状態だと思う。

②「あのベルトの中に、完成したボールは入らない」

それが外に出た瞬間、何事もなかったかのようにサッカーボールに早変わりする。しかもその直後、コナンは一切ためらわずに蹴る。

普通なら「ちょっと空気圧見るか」って言いそうな場面なのに、そんな確認タイムは一秒もない。
この雑さ。

いや、信頼感の高さ

この時点で、ベルトもボールも、だいぶ肝が据わっている。

そしてここで、
次の疑問が自然に浮かんでくる。

こんな都合のいい膨らみ方、現実にあるんだろうか?

 

じゃあ、そのボールはどうやって膨らんでいるんだろう

外に出た瞬間、まるで最初から完成していたみたいに、自然な形でサッカーボールになっている。一瞬で膨らむと聞くと、さすがに漫画っぽく感じるけど、よく考えると似た仕組みは現実にもある。

「ボールはどうやって出てくるのか

車のエアバッグや、自動で膨らむ救命具みたいに、たたまれた状態から一気に形を作る技術は、もう珍しいものではない。

中で何かを組み立てているというより、「展開している」と考えたほうがしっくりくる

そう考えると、あのボールの膨らみ方も、完全にありえない話とも言い切れない。だからこそ、あの一連の流れが余計にスムーズで、気持ちよく見えるのかもしれない。

瞬間展開を「見てる側の目線」で考える

考えてみると、あのボールのすごさって、「膨らむ速さ」そのものより、膨らんだあとに一切説明が入らないところかもしれない。
普通なら、「ええ!そんなところからボールが!?」とか、「え、もう蹴るん?」って一拍置きたくなる。でもあのシーンでは、そんな間は与えられない。

出る。置かれる。蹴られる。

一連の流れが、最初から決まっていたみたいにスムーズにつながっている

だから見ている側は、理屈を考えるより先に、「決まった!」って気持ちが先に来る。

そこで、あの靴が話を一気につなげる

ボールが出てきただけなら、正直まだマシだと思う。違和感はあるけど、「まあ便利な道具だよね」で済ませられる。

問題は、その直後だ。キック力増強シューズ

コナンは、出てきたばかりのボールを見て、一瞬も迷わず、そのまま全力で蹴る。

④そこで、あの靴が話を一気につなげる

出た。置いた。蹴った。

間がない

ここに、考える時間はない。

ボールは、ついさっきまで折りたたまれていたかもしれない。
素材も、内圧も、まだ完全に落ち着いていない可能性がある。

そこに加わるのが、人間の脚力を大きく超えた力。

現実だったら、どうなるか。

変形する。
破裂する。
最悪、破片が飛ぶ。

どれも普通に起こりそうで、「まあ大丈夫だよね」とは言いにくい。

ここで一番すごいのは、

この二つが、ほぼ時間差ゼロでつながっていること。

準備も、確認も、ためらいもない。出た瞬間に、最大出力。

動きが止まらない。
このテンポの良さが、考える前に、気持ちよさを先に持ってくる。

便利な道具が、気持ちよく決まる理由

折りたたみ。
瞬間展開。
強化されたキック力。

この流れが、ほぼ時間差なしでつながることで、一連の動きが完成する。
だから見ていて、引っかからない。迷わない。気持ちいい。

コナンと一緒に力が入って、「いけー!」って思って、決まったらスッとする。

⑤「便利な道具が、気持ちよく決まる理由」


たぶんそれが、この道具たちが今も印象に残り続けている理由
なんだと思う。

 

子どもの頃は勢いで見ていたのに、
大人になってからは、
その勢いがどうやって作られているのかが気になる。

それでも、決まった瞬間に気持ちいいのは変わらない。
だから今でも、つい見返してしまうんやと思う。

🔜 次回予告:ターボエンジン付きスケボーは、どこまで走っていい?

ボール発射ベルトの次に、
なんとなく気になってくるのが、
ターボエンジン付きスケボー。

子どもの頃は
「速い」「かっこいい」で済んでいたはずなのに、
あらためて見ると、
少しだけ立ち止まりたくなる。

あのスピードで、道路を走っていいのか。
ヘルメットは?
免許は必要?
そもそも、あれはスケボーという扱いで合っているのか。

仕組みを考えてみると、
ただ勢いで走っているわけではなく、
**「速さをどう制御しているか」**が見えてくる。

これは単なる玩具なのか。
それとも、意外と理屈で成り立っている道具なのか。

次回は、
あのスケボーの速さとルールの境目を、
少しだけ冷静に、
でも楽しみながら考えてみる。

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