「夢ってなんで見るの?」科学者でも答えが出ていない理由が不思議すぎた【夢考察編vol.1】

「夢ってなんで見るの?」科学者でも答えが出ていない理由が不思議すぎた【夢考察編vol.1】 夢の謎
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朝起きた瞬間、「なんか変な夢見たな…」と思ったことはありませんか?

空を飛んでいたり、昔の友達が突然出てきたり、仕事行く時間やのにまだ布団の中やったり。

夢の中では普通に受け入れているのに、起きてから考えると意味が分からないことばかりですよね。

でも実は、その夢がなぜ見られるのかは、今でも完全には解明されていないんです。

人類は宇宙の果てを観測し、AIまで作れる時代になりました。

それなのに、自分の頭の中で毎晩起きている現象については、まだ分からないことがたくさん残っているんですよね。

今回はそんな「夢」の正体について、現在の研究で分かっていることを見ていきましょう。

 

※この記事では、現在の睡眠研究や脳科学の研究をもとに「夢を見る理由」について紹介しています。夢の仕組みにはまだ解明されていない部分も多く、内容には有力な学説や研究結果が含まれています。

① 夢ってなんで見るの?実は今でもハッキリ分かっていない

①-夢ってなんで見るの?

「夢ってなんで見るの?」

そう聞かれたら、意外と困りませんか?
毎日ご飯を食べる理由なら分かるし、眠くなる理由もなんとなく分かります。

 

でも、夢を見る理由となると急に説明できなくなるんですよね。

考えてみると不思議だと思いませんか?

人は人生の3分の1ほどを眠って過ごすと言われています。
そして、その眠っている間には何度も夢を見ています。

 

それなのに、

なぜ夢を見るのかは、今でも完全には解明されていないんです。

 

毎晩のように見ているのに、正体はまだ謎。
なんだか身近すぎて気付いていない未解決事件みたいですよね。

 

昔の人たちは、夢には特別な意味があると考えていました。

古代エジプトや古代ギリシャでは、神様からのメッセージだと信じられていたそうです。
日本でも「正夢」や「お告げ」として語られることがありました。

 

たしかに、妙にリアルな夢を見ると、

「何か意味があるんやろか?」と思ってしまう気持ちも分かります。

 

その後、20世紀になると、オーストリアの精神科医フロイトが有名な説を発表しました。

フロイトは、「夢は心の奥に隠れている願望が現れたものではないか」と考えたんです。

 

さらに心理学者ユングは、夢には人類共通の無意識が表れていると考えました。

 

ただ、現在の脳科学では少し違った見方もされています。

夢は脳の活動と深く関係していると考えられているものの、

じゃあ結局なんのために見るん?
という部分については、まだハッキリ答えが出ていません。

 

スマホの仕組みは分かる。

AIもどんどん進化している。

それなのに、自分の頭の中で毎晩上映されている夢については、まだ研究中なんです。

よく考えたら、そっちの方が不思議じゃないですか?

 

② 科学者が考える「夢を見る理由」とは?

②-科学者が考える「夢を見る理由」とは?

夢の正体はまだ分かっていません。

ただ、「こういう理由で夢を見ているのではないか」
という有力な説はいくつかあるんです。

 

しかも、どれも意外と

「なるほど」と思えるものばかりなんですよね。

記憶整理説

現在もっとも有力だと言われているのが「記憶整理説」です。

人の脳は寝ている間、その日に経験した出来事を整理していると考えられています。

例えば、

・仕事や学校で覚えたこと
・友達と話したこと
・テレビや動画で見たこと

そんな大量の情報を脳が仕分けしているんですね。

机の上が散らかると片付けたくなるように、脳も一日の終わりに整理整頓をしているのかもしれません。

そして、その整理作業の途中で夢が生まれるのではないかと考えられているんです。

実際にアメリカのハーバード大学などでは、睡眠と記憶の関係について数多くの研究が行われています。
睡眠をしっかり取った人の方が、学習した内容をよく覚えている傾向が確認されており、脳が寝ている間に記憶を整理している可能性が高いと考えられているんです。 

 

そう聞くと納得できそうですが、

その結果が「巨大なタコと鬼ごっこ」だったりするので、整理方法については少し気になるところです。

感情整理説

もうひとつ有力なのが感情整理説です。

睡眠研究者として有名なマシュー・ウォーカー氏などは、睡眠には感情を整える役割があると考えています。

  • 楽しかったこと。
  • 悲しかったこと。
  • イライラしたこと。
  • 不安だったこと。

そんな感情を脳が少しずつ整理しているのではないかという説です。
嫌なことがあった日に変な夢を見ることってありませんか?

逆に、嬉しい出来事があった日に楽しい夢を見ることもありますよね。

夢は、脳の中で行われている心の整理整頓なのかもしれません。

脳のメンテナンス説

さらに、脳のメンテナンス説という考え方もあります。

これは、脳が神経回路の点検や調整を行うために夢を見ているという説です。

 

車に点検が必要なように、人間の脳も定期的なメンテナンスが必要なのかもしれません。

寝ている間は何もしていないように見えますが、実は脳の中では結構忙しい作業が続いているんですね。

むしろ、「寝ている本人だけが休んでる説」まであります。

どの説が正しいの?

ここまで聞くと、「じゃあ結局どれが正解なん?」と思いますよね。

実はそこが難しいところなんです。

現在の研究では、記憶整理もしている。感情整理もしている。脳のメンテナンスもしている。

その全部が関係している可能性があると考えられています。

実際に夢の研究は今も世界中で続けられていて、アメリカのスタンフォード大学やハーバード大学などでも睡眠と脳の関係について研究が行われています。

 

しかし、夢を見る理由をひとつの説だけで説明できる段階にはまだ至っていません。 

 

つまり、夢にはひとつだけの役割があるわけではないのかもしれません。

毎晩当たり前のように見ている夢ですが、

その裏では脳が思った以上にいろいろな仕事をしているのかもしれませんね。

 

③ なぜ怖い夢や変な夢ばかり見ることがあるのか

③-なぜ怖い夢や変な夢ばかり見ることがあるのか

夢には楽しいものもありますが、なぜか怖い夢や変な夢ばかり見る時ってありませんか?

追いかけられたり、高い場所から落ちたり、テストの日なのに何も勉強していなかったり。

起きた瞬間、

「夢でよかった…」

とホッとした経験がある人も多いと思います。

 

実はこうした夢には、ストレスや不安が関係している可能性があると言われています。
研究でも、強いストレスを感じている時期は悪夢を見る頻度が増えることが分かっています。

仕事の悩み。

人間関係の不安。

将来への心配。

そうした感情を脳が処理する過程で、夢として現れることがあるんですね。

 

だから嫌なことが続いている時ほど、夢の内容まで嫌になったりするわけです。

寝とる間くらい休ませてくれと思うんですが、脳はそうもいかないみたいですね。

 

さらに、夢にはもうひとつ面白い特徴があります。

それは、

脳が勝手に物語を作ってしまうこと。

眠っている間の脳は、バラバラの記憶や感情をつなぎ合わせてひとつのストーリーを作ることがあります。

その結果、昨日見たテレビの内容と、小学校の先生と、なぜか巨大なペンギンが同時に登場する。
そんな意味不明な展開になることもあるんです。

冷静に考えたら全員集まる理由がないんですが、夢の中では普通に話が進みます。

 

しかも見ている本人も特に疑問を持ちません。

そこがまた不思議なんですよね。

つまり、怖い夢や変な夢を見るのは、脳が壊れているからではありません。

むしろ、脳が頑張って働いている結果なのかもしれないんです。

ここまで聞くと、

「じゃあ悪夢を見るのも意味があるんやな」と思いますよね。

ところが実は、

なぜ悪夢が必要なのかも、まだ完全には分かっていません。

ストレスとの関係は見えてきています。

脳の働きも少しずつ分かってきています。

でも、なぜ人間はわざわざ怖い夢を見るのか。その理由までは、まだ研究中なんです。

結局ここでも、夢は最後まで答えを教えてくれないんですね。

 

④ 夢の中ではなぜ何でもアリになるのか

④-夢の中ではなぜ何でもアリになるのか

夢って本当に不思議ですよね。

空を飛んでいたり、
亡くなった人と普通に話していたり、
気付いたら学校にいて、
次の瞬間にはなぜか海の上にいたり。

現実なら絶対ありえないことばかりです。

でも夢を見ている最中は、意外と何も疑わないんですよね。

 

空を飛んでいても、

 

「うわぁぁぁ!飛んどる!」

とはならず、

普通に移動手段として利用しています。
いや、飛行機代めっちゃ浮くやん。

現実でもその能力ほしいんですが。

 

実はこれには脳の働きが関係していると考えられています。

脳には前頭前野という部分があります。

ここは、「それ本当に大丈夫?」とか「ちょっとおかしくない?」
と判断する役割を持っています。

いわば脳のツッコミ担当ですね。

 

ところが夢を見ている間は、この前頭前野の働きが弱くなると言われています。

そのため、亡くなった人が目の前にいても、犬が言葉をしゃべっていても、昨日まで小学生だったのに突然宇宙飛行士になっていても、なぜか受け入れてしまうんです。

 

本来なら、

「待って待って待って」

とツッコむ場面なんですが、

夢の中の脳はお休み中。

ツッコミ役が不在なんですね。

 

だから夢の世界ではボケ放題です。

誰も止めません。好き勝手です。
場面も突然変わります。

家にいたはずなのに、気付いたら学校。
学校にいたはずなのに、次は遊園地。

そして最後はなぜか知らない山の頂上。

Googleマップもたぶん混乱します。

それでも夢の中では、「まぁそういうこともあるか」と普通に納得しているんです。

考えてみるとすごいですよね。

 

現実では電車を一本乗り間違えただけで焦るのに、夢の中では大陸をまたいでも平然としています。

そしてもっと不思議なのは、こうした夢を世界中の人が見ていることです。

空を飛ぶ夢。
追いかけられる夢。
場面が突然変わる夢。

実は昔から世界中で報告されているんですね。

つまり、夢の中で何でもアリになるのは、あなただけではありません。

人類みんなそんな感じです。

なんなら、毎晩かなり自由に生きています。

 

⑤ 夢をまったく見ない人はいるのか?

⑤-夢をまったく見ない人はいるのか?

「私、夢なんて見やんよ」

という人、いますよね。

 

でも実は、本当に夢を見ていない人はかなり少ないと考えられています。
現在の研究では、ほとんどの人が毎晩夢を見ていると言われているんです。

 

じゃあなぜ、「見てない」と思うのでしょうか。

理由はシンプルです。

覚えていないから。

なんとも身もふたもない話なんですが、

どうやらそれが有力なんですね。

 

人は寝ている間に「レム睡眠」と呼ばれる状態になります。

1953年にアメリカの研究者ユージン・アセリンスキーによって発見されたもので、この時間帯に夢を見ることが多いとされています。

レム睡眠の「REM」は、英語の「Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」の略です。
眠っているのに目だけが素早く動いていることから、この名前が付けられました。

アセリンスキーは当時、眠っている息子の目の動きを観察しているうちに、この不思議な睡眠状態に気付いたと言われています。
その発見は後の睡眠研究を大きく変えるきっかけになりました。

 

しかもレム睡眠は一晩に何度も訪れます。

つまり、知らないうちに何本も夢を見ている可能性があるんです。

映画館ならかなりお得です。

ただし問題があります。
ほとんど覚えていません。

起きた瞬間は覚えていても、
顔を洗った頃には消えています。

朝ご飯を食べる頃には、
「なんか見た気はする」だけになります。

そして昼頃には、夢を見たことすら忘れています。

 

記憶の逃げ足が速すぎるんですよね。

 

実際、睡眠研究では夢の記憶は目覚めてから数分で急速に薄れていくことが知られています。 

ここまでくると、夢が消えたのか、自分の記憶力が消えたのか分からなくなってきます。

⑥ 夢ってなんで見るの?結局いちばん有力な説はこれだった

⑥-夢ってなんで見るの?結局いちばん有力な説はこれだった

ここまで見てきたように、夢を見る理由についてはさまざまな説があります。

  • 記憶整理説。
  • 感情整理説。
  • 脳のメンテナンス説。

どれも、「なるほど」と思えるものばかりでしたよね。

では結局、現在もっとも有力なのはどれなのでしょうか。

 

今のところは、

記憶や感情を整理するために夢を見ている

という考え方が有力だと言われています。

 

実際、睡眠と記憶には深い関係があることが多くの研究で分かっています。

寝不足の日って、なんとなく頭が働かなかったりしますよね。

脳は思った以上に、寝ている間の作業を大事にしているようなんです。

ただし、ここで終わらないのが夢のややこしいところ。
研究が進んでいるのに、実はまだ決定打がありません。

 

つまり、「たぶんこうだろう」

というところまでは来ているんですが、

「絶対これです!」とは言えないんです。

 

なんだか犯人が分かりそうで分からない推理ドラマみたいですよね。

ここまで説明を聞いて、「なるほど!夢の正体分かった!」

と思った人もいるかもしれません。

残念ながら、科学者もまだ分かっていません。

なんやそれ。むしろここまで来ると、夢の方が一枚上手かもしれませんね。

⑦ まとめ|毎晩見ているのに、人類はまだ夢の正体を知らない

⑦-まとめ|毎晩見ているのに、人類はまだ夢の正体を知らない

夢はとても身近な存在です。

毎晩のように見ていますし、人生のかなり長い時間を夢と一緒に過ごしています。

それなのに、なぜ見るのか。

何のために見るのか。

その答えは今も完全には分かっていません。

 

昔の人は神様からのメッセージだと考えました。

フロイトやユングは心との関係を考えました。

現代の科学者たちは脳の働きから説明しようとしています。

 

それでも、最後の答えにはまだたどり着いていないんです。

 

考えてみると不思議ですよね。

宇宙の果てを観測できる。

AIを作れる。

スマホひとつで世界中とつながれる。

 

それなのに、毎晩自分の頭の中で上映されている夢については、まだ研究中なんです。

 

しかもその夢、だいたい意味が分かりません。

突然空を飛んだり、知らない人と友達になったり、昔の同級生と巨大なペンギンが会話していたりします。

 

脳は何を見せたいんでしょうね。

 

結局のところ、夢は幽霊や未確認生物よりも身近な未解決ミステリーなのかもしれません。

 

毎晩体験しているのに、正体はまだ分からない。

そう考えると、今夜見る夢もちょっと気になってきませんか?

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